吾唯知足7月11日号

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小紙の長いファン(愛読者)なら、ご存知の通り、小紙の人物紹介コーナー「橋に生きる顔」は、リレー橋友録「私の橋歴書」より、取材開始と掲載履歴では、より古い歴史を持つ。6月21日付の「橋に生きる顔」にご登場頂いたエム・エム ブリッジの渡邊俊輔さんは近年、増加する補修設計について「実は、保全業務は新設以上にやりがいを感じる」と語っている。人材確保のリクルーターとして学生には「守ること」の大切さを強調するそうだ▼「創業は易し守成は難し」と語ったのは元道路局長の山根孟氏。本四公団総裁当時の、小紙単独インタビューの際だと記憶する▼その言を受け、以来、小紙でも橋梁の保全事業の大切さを、このフレーズを大見出しとし、何度も引用、橋梁市場における「創業は易し守成は難し」を常に発信して来た▼守成の大切さを説く藤原稔元東北大教授も「創る人は創ったら、それで仕事は終わるが、護る人は、そこからが仕事の始まり」と語っておられた▼近年では、保全事業は「知的でダイナミックなやりがいのある仕事だ」と語る人は多い▼今後、橋梁市場に蓄積されてきた財産をいかに後世に伝えて行くか、渡邊さんの記事を読み、小紙にご登場いただいた、先人の一言一句を改めて噛みしめる。

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