吾唯知足2019年4月11日号掲載分

新元号が「令和」と発表され、出典が「万葉集」だった事も好感し、概ね国民から歓迎されているようだ▼平成から新時代へと着々と進みつつある一方、旧時代に置き去りにすることは許されない原発問題は事故後、8年となるが、未だ汚染水処理にも窮している状況、今後、日本のエネルギー政策にとって、「原子力の安全」と「放射性物質」への対応と正しい理解が課題だ▼エネルギー政策は国の根幹に係わるものだから、今後の方向性を明確にし、その説明は丁寧に行う事が望ましいものであるが、同様に橋や道路など社会インフラの整備は、時代を超えて持続して行くことが重要、従って近視眼的にならず大局的に見ることが大切だ▼とかく一般紙やテレビは、国会議員が選挙応援中にリップサービスで喋った「忖度」を、「利益誘導」に結び付けたがるものだが、「下関北九州道路」が、今後の防災や減災など国土強靱化に必要かどうか、その調査費用の計上を「忖度」で片付けていいことだろうか▼「令和」の新時代こそ日本の安倍棟梁が発表したように「先を担う人が、それぞれの花を咲かせてほしい」、の意に沿うような国民一人一人が変幻自在の生活をそれぞれのスタイルで謳歌する事を可能とする社会が望まれる。

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