業者間の連携が不可欠

補修技術設計
丸木 敬一

株式会社安藤・間
関東土木支店横環南栄作業所長
丸木 敬一さん

自分で行った仕事の成果を目で見ることができ、工事完成時に達成感を感じられる、建設業のものづくりの魅力にひかれて土木技術者の道へ。これまで24年間にわたり、様々なインフラ整備に携わってきた。 思い出深いのは、圏央道(千葉県)の現場。「東日本大震災発生後で、資機材と人材が不足して大変だった。近隣工区の施工業者と協力して凌いだ」と振り返り、業者間の連携協力が何より重要だと指摘。 現在は「横浜環状南線栄IC・JCT」の現場を担当して、橋脚124基、5層構造の橋梁郡を整備する大規模橋梁現場で、22工区に及ぶ安全対策をとりまとめる〝安全対策協議会〟の責任者を務めている。 「工程会議や安全パトロールなど、すべての施工業者が参加して連携協力している」と活動を紹介。地元町内会や近隣住民に向けた『工事便り』も毎月発行して好評を博している。 自身の現場では、6基の橋脚の建設を進めている最中で、ARを使った工事シミュレーションや鉄筋3Dモデルを用いた工程の検討、360度全天カメラによる危険体験学習など、i―Constructionの最新技術も活用して安全対策をとっている。  栄IC・JCTでは、下部工の3分の1が完成し、いよいよ、橋梁上部工の架設工事が開始される。200トン吊クレーンを使ったベント架設で、5層の橋桁をくみ上げるため、「最も厳しいのが施工スペースや資材ヤードの融通。連携協力をさらに強め、安全に進めていきたい」と表情を引き締める。 東海大学大学院卒業の50歳。名古屋市出身。(山田由乃)

愛知製鋼