国土交通省中国地方整備局三次河川国道事務所が整備を進める一般国道１８３号の鍵掛峠道路第５橋は、上部工が施工中だ。
同橋は鳥取県日野郡日南町新屋地内に位置する橋長２１１・５メートル、最大支間長９７・０メートル、幅員９・２～９・０メートルのＰＣ３径間連続ラーメン箱桁橋。コンクリート量は２１２３・３立方メートル、上部工当初計画額は１２億３７７０万円。設計は長大が担当した。
下部工は逆Ｔ式橋台（深礎杭基礎）と壁式橋脚（直接基礎、大口径深礎杭基礎）で、施工は美保テクノスと平井工業。
上部工は、前田建設工業が張出架設により施工中で、現在、Ｐ１橋脚張出架設３ブロック、Ｐ２橋脚張出架設５ブロックまで完了。
今年１２月上旬まで張出架設を行い、その後壁高欄工、排水設備工を施工、来年２月の上部工完成を予定している。
