徳山下松港下松地区桟橋 宇部港湾・空港整備事務所

徳山下松港下松地区桟橋

国土交通省中国地方整備局宇部港湾・空港整備事務所が整備を進めてきた徳山下松港下松地区桟橋(山口県下松市東海岸通り地先)が先月末に完成した。水深19メートル、長さ390メートル(うち50メートルはドルフィン部)のジャケット式桟橋で、国内の公共桟橋の中で最大規模を誇る。
ジャケット工法は鋼管杭に工場製作の鋼製ジャケットを被せ、グラウト材等で一体化させるもの。ジャケットは大ブロックに組み立て、国内最大級の1800トン吊りの起重機船で取付けられた。桟橋の完成により喫水が深い巨大貨物船が接岸できるようになり、大型石炭船を活用した共同輸送の実現などが期待される。(写真は同所提供)

愛知製鋼