有田海南道路6号橋 和歌山河川国道事務所

有田海南道路6号橋

国土交通省近畿地方整備局和歌山河川国道事務所が整備を進める国道42号有田海南道路において、和歌山県海南市下津町小南~冷水間(延長2・9キロ)に架かる6号橋が完成し、現在進行中の取付道路の整備完了後の6月7日に、開通する運びとなった。
同橋は、和歌山県海南市に位置し、橋長180メートル、幅員9・5メートルのPC5径間連続中空床版橋。固定支保工を用いて架設された。
設計は協和設計、施工は上部工を川田建設、下部工を池田土木と尾花組が担当した。
今春開通するのは同区間のほか、冷水拡幅0・4キロの計3・3キロ。構造物では冷水跨線橋、5号トンネルも含まれる。
これにより、国道42号の慢性的な渋滞の緩和および所要時間の短縮が図られるとともに、国道42号が津波による浸水被害を受けた際には代替路として機能し、緊急輸送路として活用され、避難・救助および物資供給や早期の復旧に寄与することが期待されている。

愛知製鋼