湯野上BP4号橋 郡山国道事務所

湯野上BP4号橋

東北地方整備局郡山国道事務所が整備を進めている国道121号湯野上バイパス(南会津郡下郷町大字高陦~塩生間、延長8・3キロ)では、4号橋(仮称:水門橋)の工事が年内の上部工架設完了に向けて進捗している。
同橋は下郷町大字澳田地内の3号トンネルと4号トンネルを接続する橋梁で男女川を渡河する。 橋長119メートルのPC2径間連続ラーメン箱桁橋で、支間長は61・2メートルと55・2メートル。下部工の基礎形式は橋台が深礎杭(φ2500、φ2000)、橋脚が大口径深礎杭(φ1万)。資材量(上下部工)は生コンクリート約4400立方メートル、鉄筋約700トン、PC鋼材約53トンなど。
設計は復建技術コンサルタントが担当、下部工施工は共立土建、滝谷建設工業、三立土建、上部工施工はフジタ。
上部工は昨年11月から片持ち架設工法による架設に着手。上部工架設完了後に附属物等の施工を経て今年度内の完成を予定している。
同バイパスは地域高規格道路「会津縦貫南道路」の一部を構成する路線。全線開通により山形から福島、栃木までの広域連携の強化や、国道121号の通行規制区間の回避による信頼性向上などの整備効果が期待されている。

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