国土交通省中部地方整備局北勢国道事務所が整備を行う「令和5年度1号伊勢大橋長良川鋼上部工事」が現在進捗している。
伊勢大橋は三重県桑名市長島町~同市福島に所在し、揖斐川と長良川の中州を挟んだ2つの川に架かる。1934年に架けられたこの長大橋は老朽化が著しく、架替が進められている。
橋長は583・3メートル、最大支間長は73・7メートル。幅員は12・75~15・75メートルの鋼8径間連続非合成箱桁橋で、鋼重量は約2900トン。当初契約額は43億3755万3千円で、設計は長大が担当した。
下部工はA1橋台とP1~P8の橋脚で構成。A1は逆T式橋台で、P1~P8は張出式橋脚。A1橋台とP1~P7橋脚を大林組が、P8橋脚を若築建設が担当した。
上部工はJFEと三井住友建設鉄構エンジニアリングのJVが担当。A1~P1はトラッククレーンベント工法だが、P1~P8までの水面上の範囲が送出し架設の対象となる。最終的には約510メートルのつながった橋桁を移動させていくこととなり、多径間にわたる作業となるため、各作業場同士の連携が重要だ。また地元の注目度も高く、近隣住民や河川利用者等の協力を得ることも重要となる。
同工事は27年3月に桁架設を完了する予定だ。
