吾唯知足2022年2月1日号掲載分

吾唯知足 結局、軸足をどちらにおいて社会を回していくのか、だ。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による第6波、感染拡大の急激な増加を受けて、収束・ピークが見えてこない現実では「社会・経済活動」を優先させるか、はたまた多少の犠牲はあっても「感染拡大阻止」を最優先にするべきか▼岸田政権は、すでに3県で実施していた「まん延防止等重点措置」を1月27日時点では34都道府県に適用を拡大した(東京都の適用は3回目)。時短、酒類提供、飲食などの規制は前例からの多少の緩和(選択制の採用など)をしたとはいえ、小企業にとっては度々の重点措置は死活問題で短期決戦が望まれよう。勿論、県境越えの移動の自粛も含まれようから旅館、小ホテルをはじめ観光業界の嘆きはいかばかりか、と▼すでに一部の地域では収束、ピークアウトの見方もあることから、特に何か合理的な秘策があれば、全世界に早目の公表が必要だし、待ち望まれる▼それにしても、南太平洋のトンガ王国の海底火山の噴火による津波が8千㌔離れた日本の青森・八戸港などまでに到達、岩手、宮城両県沿岸の養殖施設などで被害を被ったことには驚いた。頭の混乱整理に戸惑ったのは、気象庁ばかりでないだろう。

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