新々富士川橋(富士市木島地内) 静岡県富士土木事務所

新々富士川橋

静岡県富士土木事務所が整備中の新々富士川橋(富士市木島地内)では、2月の架設に向けて上部工ブロックの地組作業が進んでいる。 同橋は、富士市を流れる一級河川富士川を渡河する3本目の新しい橋で、富士川をわたる重交通に対応するため、県と富士市が連携して周辺道路を含めた整備事業を推進している。 橋長741・5メートルの鋼7径間連続鋼床版箱桁橋で、下部工は逆T式橋台2基(直接基礎および場所打ち杭基礎)と、壁式橋脚6基(直接基礎、ニューマチックケーソン)を整備する。最大支間長は125メートルに及ぶ。詳細設計はオリエンタルコンサルタンツが担当した。 現在は上部工2工区(P4~A2、施工延長335メートル)で、JFE・高田・横河JⅤにより主桁の地組みが行われている。 主桁のパーツはJⅤ3社がそれぞれの工場で製作しており、現場に隣接する仮設ヤードに運び込まれ組み立てられる。16パーツをブロック状にし、そのブロックを18個組み立てて架設する。 現在組み立て中の主桁のブロックは、2月頃にベント併用クレーン工法で架設予定。5月末の上部工完成を目指す。

愛知製鋼