相川一号橋 宮城県東部土木事務所

相川一号橋

宮城県東部土木事務所が建設を進めている相川一号橋(仮称)は上部工が進められている。 同橋は国道398号の石巻市北上町十三浜地内で建設される橋長251メートル、幅員9・5メートル、最大支間105メートルのPC3径間連続ラーメン橋。 総鋼重は約129トン。 設計は復建技術コンサルタント。 下部工の形式は、逆T式橋台と壁式橋脚。施工はA1が日神建設、A2が角張工務店、P1が瀬崎組・森組JV、P2が山内組・新谷建設JV。 上部工の施工は東日本コンクリート。 張出床版先端部の目地開き防止を目的とした先端補強鋼材(シアラグ鋼材)を配置し、閉合部のコンクリートには膨張材を使用して拘束ひび割れの発生を予防している。さらに温度応力解析により、補強鉄筋を配置して温度ひび割れの発生防止対策なども行っている。 現在、上部工を張り出し工法にて施工中で、9月に中央閉合、来年1月に側径間を施工し桁架設を完了する。その後、アスファルト舗装や付属物設置などを行い、来年12月の完成を目指す。

愛知製鋼