長崎南環状線3号橋 長崎県長崎振興局

長崎南環状線3号橋

長崎県長崎振興局が整備を推進中の長崎南環状線3号橋では、上部工の架設が完了し、床版工や附帯工事を今後行っていく。 設計は橋梁コンサルタント、上部工施工は大島造船所。 同橋は主要地方道長崎南環状線の新戸町~江川町区間(延長約5・2キロ)を構成する橋梁。同区間では1号橋から8号橋までの橋梁8橋と、延長約2・1キロの江川トンネルが整備される。 3号橋は橋長208メートルの鋼5径間連続少数鈑桁橋で、山間部を接続することから、橋脚の地上高が最大27・4メートルの比較的ハイピアな構造となっている。クレーンの設置が難しく、送出し工法による架設が採用された。  長崎南環状線は、幅員10メートル(車道部6・5メートル)の2車線の自動車専用道路。開通により周辺交通の渋滞緩和や救急搬送時間の短縮などの整備効果が期待される。 ※写真は長崎県提供、橋梁名とトンネル名は仮称。

愛知製鋼