国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所は東九州自動車道の赤木橋の本体工事を終え、移動作業車を解体後Ｐ２橋脚～Ａ１橋台間の壁高欄工、排水装置工、下部工検査路工などを施工している。
同橋は宮崎県宮崎市鏡洲地先に架かる橋長３７１メートル、全幅12メートルのＰＣ４径間連続ラーメン箱桁橋。
急激な斜面に挟まれた鏡洲川支流を渡河する橋梁で、谷底から路面までの高低差が約55メートル離れるため、張出架設工法を用いる。谷底のＰ２橋脚は高さ47メートルの高橋脚となるため、中空断面式橋脚を採用した。
設計は日本工営、下部工はＡ１、Ａ２を富岡建設、Ｐ１～Ｐ３を吉原建設。上部工は安部日鋼工業。
５月に完成予定。路線供用は未定。
