三郷流山橋 埼玉県道路公社

三郷流山橋

埼玉県道路公社が建設を進める三郷流山橋有料道路の三郷流山橋では、上部工が完了し、6月から橋面工の施工を予定している。 同橋は埼玉県三郷市田中新田と千葉県流山市三輪野山を起終点とし、江戸川を渡河する橋長445・0メートル、幅員12・0メートル、最大支間65・0メートルの7径間連続鋼細幅桁橋で、設計は近代設計が担当。 総事業費(当初)は、延長2・0キロの取付部を含め、約170億円。 下部工の形式はA1とA2が逆T式橋台、P1~P6が逆T式小判型橋脚。施工はA1が日清建設、A2とP6が東急・京成特定建設工事共同企業体、P1が島田建設工業、P2が島村工業、P3が真下建設、P4がユーディケー、P5が伊田テクノス。上部工の施工は横河ブリッジ。 クレーンベント工法で架設した本設桁の上に送り出し装置を設置し、仮設備の縮減を図った。 また、全国の地方道路公社が管理する一般有料道路としては2007年以来の新規路線であり、有料道路事業(約84億円)の導入により、事業期間の短縮を図っている。 2022年5月に閉合、今年10月頃供用開始を目指す。

愛知製鋼