乙川人道橋 岡崎市

乙川人道橋

岡崎市都市整備部が整備中の乙川人道橋の架設が19日から開始した。 一級河川乙川を渡河する乙川人道橋の整備は、同市が推進する川を中心としたまちづくり「乙川リバーフロント地区整備計画」の一環として2015年10月に着工した。 橋長121・5メートル、総幅員19メートル(有効幅員16メートル)。設計は公益財団法人リバーフロント研究所が担当した。下部工形式は逆T式橋台と小判型橋脚。上部工形式は4径間連続合成床版橋を採用した。鋼重688トン、コンクリ量635立方メートル。建設費は22億5000万円を見込む。 施工は下部工を朝日・小原JⅤ、上部工を小原・朝日JⅤが担当している。今年5月に下部工が完成し、11月から上部工の工事がスタートした。3月末には完成する見込みで、来春からCo床版工事に着手する。 市民や観光客から愛され、親しまれる橋梁になるよう、意匠性にも配慮しており、仕上げ工事では地元産のヒノキ材を使い床や高欄、桁横の木装化が行われる。正式な名称は公募で決定する予定。20年3月の完成を目指す。

愛知製鋼