自分の成長経験 

大槻 俊正

ライト工業株式会社
都市技術部リニューアル担当グループ長
大槻 俊正さん

1999年入社。その後3年目にて仙台支店で日本道路公団の橋梁耐震補強工事を担当。 2012年には斜面・のり面対策、基礎・地盤改良工事を主体としている事業とは異なるリニューアル部署に配属。 主に橋梁、トンネル、水路等の補修補強に携わっている。 自分に強い影響を与えた現場として、大鳴門橋耐震工事に一年、関越道の片品川橋耐震補強工事に三年、塩害対策や橋脚の耐震補強工事に監理技術者として従事したことが挙げられる。その中で、自然環境の状況変化や構造物の損傷状況を把握し的確に対応する事、発注者のニーズに応えることが大変でもあり自分を成長させる経験でもあった。 「片品川橋耐震補強工事では土木学会田中賞の受賞に貢献することができ、大変嬉しく思いました」  現状、橋梁の補修や耐震工事を受注し施工を行っているがマンパワーに頼る本分野では最新のICT技術やメカトロニクス技術を基盤として生産性の高いコア技術を開発していく。 また、現場の高齢化と新規入職者の減少などの労働環境の変化や昨今の自然災害の先鋭化に対応する技術開発が必要と考える。 ロボット技術やタブレット等のツールの活用を行うことで生産性向上が期待できるため、橋梁の補修補強分野に活かしていくことも重要と捉えている。 仕事上での心懸けは「依頼を受けた業務の優先順位をつけ迅速に行動すること。また、顧客からの技術依頼は慎重、正確さを重視し対応するようにしています」 趣味は、エレキギターと読書。 (平澤正博)

愛知製鋼