東北地方整備局三陸国道事務所が整備を進めている三陸沿岸道路洋野階上道路の有家川橋（岩手県九戸郡洋野町）では、９月の上部工の閉合に向けて施工が佳境を迎えている。 同橋は、有家川を渡河する橋長３０７㍍、最大支間１４０㍍、有効幅員１２㍍のＰＣ３径間連続ラーメン箱桁橋で、コンクリート５４３７立方㍍、ＰＣケーブル２８０㌧を使用。 設計はドーコンと大日本コンサルタントが担当。上部工は三井住友・昭和コンクリートＪＶが施工している。 現在、片持架設工法にて主桁部の張出架設を完了したところで、側径間閉合と中央閉合を行い９月に閉合が完了する予定だ。 その後、１２月までに上部工を完成させ、舗装、付属物設置などの付帯工事を経て来年度内の供用開始を目指す。
